求む!森の守り人

私たちは、山梨県富士東部地区に位置する都留市、上野原市秋山地区、南都留郡道志村、南都留郡西桂町において、

「未来につながる森づくり・森を軸とした地域づくり」を目標に掲げ、

地域の森林環境改善と森林資源活用に積極的に取り組んでいます。

南都留森林組合では、地域の森林を一緒に活性化してくれる新たな森の担い手を募集いたします。

先輩職員のインタビュー

職員 内藤 尊人(28歳)

Q1 入組のきっかけ、動機を教えてください

小さな頃から海より山が好きでした。高校進学を考えたとき、何となく木や自然にかかわる仕事がしたいと考え、農林高校に進学し、造園コースを専攻しました。祖父が建築士で、家の設計に加えて造園もしていたのですが、その現場に連れて行ってもらったりもしました。

その後は東京環境工科専門学校の自然環境保全コースに進み、森林管理技術の基礎をはじめ、自然に関する様々なことを学びました。専門学校で学んだ知識をさらに追及したいと考え、京都府立林業大学校に進学し、林業の世界に深く入り込んでいきました。

就職先を探していた矢先、大学校の恩師が山梨県庁の人と同級生で、「山梨県におもしろい森林組合があるよ」ということを聞き、南都留森林組合を紹介いただいたことがきっかけです。

Q2 入組してから現在までのキャリアと仕事内容を教えてください

入組6年目ですが、現在の肩書は係長です。最初の3年間は現場で下刈りや搬出などの林業の基礎を学びました。

その後の2年間は主に調査・測量などの技術を学び、現在は現場7割、デスクワーク3割くらいで、様々な業務を任されるようにもなってきました。

特に地域の保育園で、子どもたちの森林環境教育『森のほいくえん』のために、森をデザインしたり、子どもたちへの森林体験をプロデュースしたりしています。

Q3 今の仕事にどんなやりがいを感じていますか?

最初のころは上司や先輩職員の指示に従って仕事をしていましたが、今は『森のほいくえん』を任せてもらう中で、自分から新しいことを提案したり、一から企画したりする立場になり、その結果、企画が成功し、園児や先生たちが喜んでくれることにやりがいを感じています。

Q4 今後の目標や夢はなんですか?

今、南都留森林組合では、従来の森林整備に加えて、新たに山林以外での伐採業務に力を入れていくことを考えています。

具体的には、根本から伐倒できない市街地や個人宅などの高木の剪定・伐採などにおいて、アーボリストの技術や考え方を取り入れながら木のケアをしていくという業務です。

そのために必要な専門の知識と技術を身につけ、信頼して仕事を任せてもらえるようになり、その結果、事業の収入アップにつなげることができればと考えています。

そして近い将来、『山梨県の森林組合といえば、南都留森林組合!!』といわれるような、ユニークで魅力的な組織にしていきたいです。

 

Q5 これから応募を考えている人へのメッセージをお願いします

南都留森林組合は通常の森林整備業務はもちろんですが、それ以外の体験会やイベント、環境教育の業務も多くいろいろなことが学べます。

普通の林業ではなく、「何か面白いことがしたい!!」という方はぜひ南都留森林組合に来てください。

一緒に面白いことをやりましょう!!