森の学校
都留市が森林環境譲与税を活用して取り組む『森の学校』に受講生として参加しています。受講者たちは、市内の森の現状と整備の必要性、地域の森づくりの担い手として必要な技術等を学びます。
このプログラムは、受講者の森林に対する意識向上を図り、将来の森づくりの担い手の育成・確保や森林整備・木材利用の促進による森林の活性化を目的としています。
私は林業1年生として、普段の業務の中でも学びつつ、この講義に1年間通して参加することで、林業の基礎を勉強しています。先日の第2回の講義では、初めてチェーンソーと刈払機の扱い方を学びました。生まれて初めてチェーンソーで木を伐った感想は、「思ったよりも力はいらない」ということです。
チェーンソーにはいろいろなサイズがあり、通常サイズでも持ち上げるとそれなりに重いので、これで木を伐るのはかなり重労働だと想像していたのですが、丸太に刃を当てて切っている時には、意外と力は必要ないということがわかりました。もちろん、すでに切れている丸太を輪切りにしただけなので、立木を伐るのとはわけが違うと思いますが、上手な使い方をマスターすれば、それほど力のない女性でもできない仕事ではないというのが印象でした。
今回の森の学校の参加者の約3割が女性です。林業=男性というイメージが強いと思いますが、女性の目線や感性というのは、これから魅力ある林業界を創っていくうえで非常に大切な存在になるのかもしれません。これから多くのことを学んで、早く一人前の仕事ができるように頑張りたいと張り切っています!